2021/04/21

 今日も特に何もしてません


サウナで考えたことを記述します。


なぜ、あの会社がここまで内部崩壊に近いレベルになってしまったのかを考えました。

理由は数点あります。

1.人事、バックオフィスを充実させなかった。

まず会社を作っているのは人なので、そこのサポートする部署を充実させなかったのがだめだと思う。

経営者は経営者で人事ではない。

会社の内部を支える部署は必要不可欠であると思った。
あの人は人事部を軽視していた気がする。
「人事は基本仕事ができない人」だと言っていた。その発言から人事をかなり軽視していたと思う。

その結果として、現在のような内部崩壊が起こったと思う。

そして人事の仕事は採用だけではなく、内部の環境を整わせる、働きやす環境にするなどの内部を司っている為、それを充実させなかった結果内部崩壊を招いたと思う。

経営者の言葉、また経営者の近くで働くことは重要であるが、それはそれであると思った。

例えば、給料の事であったり、リモートにおける環境であったりというところを経営的視点(主に金銭的視点)で見ていた為、かなりそこに対して懐疑的な人もいる。

それを人事の口から説明させることで、納得度と信頼感が増すと思った。

経営者の給料の言葉はかなり気をつけないと行けない。

総じて人事はめちゃくちゃ重要。
経営者は経営的目線でしか見れなく、働く側のことは理解できないため、その仲介役が必要となる。それが人事部であり、働きやすい環境を整わせる事によって、長期定着もするし今後のキャリア設計もできると思う。


2.エンジニア、デザイナー採用が時期尚早

かなりの経費を浪費していたと思う。

僕がいるときまでエンジニア3名、デザイナー3名を採用していたと思うが、どれだけの費用対効果があったであろうか。

エンジニアに関しては実際にサービスをローンチできていないし、業務を効率化できたシステムがいくらあったであろうか。
CTIに関しても使わなくなったし
リストの処理に関してもCTIがあったから作らなくては行けないようなものである。
たくさんの時間をかけて、たくさんのお金をかけて何も生んでいない。

費用対効果がまったくないのがあの会社のエンジニアである。

また、デザイナーに関しては自社内で行う必要があったのか不明である。
継続的なコストが出るばかり、経営者の時間と頭を使うばかりである。費用対効果が薄い。

もちろんエンジニア、デザイナー採用を否定しているわけではない。
その時期とやり方、順序が間違っていたと思う。

最初にインターンを雇ったのが行けない。

これは後に後述するが提案する人案を逆の視点から意見する人がいなくなるトップダウンの組織を作ってしまっているのにもつながる。

最初に採用するのであれば、その世界のプロを雇用すべきである。
だってその人はその当たりの知識があまりない状態で教育もできないインターンを雇用し自分の理解と合わせて教育を行っていた。いや、教育ではない一方的なそのインターンの身の丈似合っていない機会を提供しただけである。

そしてインターン、経営者という関係性では意見できなく、基本的な方向性はすでに決まっているので、なぜこのサービスは必要なのか、なぜこのシステムは必要なのかなどの特に理由がなく、更に箱も経営者側が用意していた為、そんなに良くないシステムが完成したと思う。

まだプロではないインターンとシステム初心者の経営者だから起こった事象である。

一方で、エンジニアのプロを雇えば、プロ目線からの提案が聞けローンチ速度も早く、質の高いシステムが完成する可能性があったと思う。

しかしながらスタートアップで資金調達もしていない会社にプロのエンジニアを採用できるはずもない。

なので時期尚早といっている。

ある程度の資金余力が生まれた上でプロのエンジニア、デザイナーを採用すべきであった。

3.YESマンしかいない上層部

自分も含めあの会社は経営者の意見を逆の視点から考える人が少なかったと思う。
実際に経営者になれて暴走していた状態で地に足つけた経営ができていなかったと思う。

例えば一つのアプリを使ってもあまり市場調査はしていなく、勢いだけで開発を進めていたし、上記のエンジニア、デザイナー採用においても同様のことが言える。

経営者になれたことの喜びと事前についた知識のおかげで事業に軸がなく、やりたいことをやり放題というような状態であった。

そのような状態に歯止めをかける為に必要なのが逆の視点から見て、意見をする人材であると思う。

経営者を一旦止まらせて、考えさせ、再度ロジックを組ませる役割が必要であると思う。
もちろんここには経営者が広く意見を聞こうとする広い器があるという前提が必要であるが、、、

その役目をする人材がいなかった。

なので自分が経営者になったときは自分の思考とは逆の人が必要であると思った。


経営者一年生としてはまだまだなんだなと思った。

ハード面ばかりに目を向け、人事などのソフト面は全く見ていなかったと思う。

確実な投資ジャッジができていなく、勢いでやっていた感は否めない。
また、自分の思い込み、先入観、自分が正しいと思う強い気持ちが裏目に出すぎていた。

なので、常に他人から学びを得ようとする気持ち、姿勢が大事であると思った。

また、どれだけ費用対効果があるのかを深く思慮する姿勢が必要である。

そのために僕もものを買うときは本当にこれは必要なものなのか、どれだけの費用対効果があるのかをしっかりと見極め、なぜ必要なのかというロジックを組んでからものを購入しようと思うった。

多分性格とか、考え方とか、が似ていると思う。
何も対処せねば、同様のことになると思う。

ので、足りなかった部分を自分は今から身につけようと思った。

1.ハードではなくソフトスキルを重視せよ
-エンジニア、デザイナーではなく、人事などの会社運営に必要な部署
また、それらを自分ができると思わないこと。プロには勝てない

2.費用対効果となぜ、それが必要なのかを見極める姿勢
-欲しい物を買うのではなく必要な物と投資対効果があるものを購入する
その視点を忘れない

3.他人から学びを得ようとする姿勢を心がける
-自分が正しいという価値観はいらない。そんなプライドは捨てなければ行けない。
常に自分は他人から学びを得る立場であるということをその姿勢を忘れてはいけない。
そうすることによって経営者になった場合でも、他人から意見を沢山もらえると思う。

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