自分に必要なものを見極める
今日は公園で読書をした。 その公園は海岸沿いに面していて、きれいな緑の芝生と海の青と山の緑と空の青というコントラストが素晴らしい公園だった。また、気持ちいい風が時折吹いていたのも気持ちよかった。 こんなにも五感を刺激されたのは久しぶりだった。 今日の夜はもう一度そこへ行き、星空を眺めようと思う。 晴れみたいだし、きっときれいだろうと思う。 私は初めて公園で本を読んだ。五感が刺激されたし、何より人生で一番濃密な読書時間を過ごせたと思う。 そこで私は気づいた。 これさえあれば良いと。 本とこの景色と音楽さえあれば自分は幸せになれる。実際になれていたと思う。 これこそが自分に必要なものを見極めることだと思う。 幸せになる為に必要なものはそんなに数多くはいらない。自分にとって大事なものさえあれば人はいつでも幸せになれるし、幸せだと思う。大切なのはモノではなく、心にあると思う。 人は幸せになりたい。充実した人生を送りたいという一心で手っ取り早くモノを手に入れる。 ブランド品などが一番わかりやすい例だ。そのモノを買えば、自分はお金持ちになったと思うことができ、また周りにもそう認識されることができる。それが最もてっとり速いのである。 自分は成長しなくても良い、自分は心の豊かさを持たなくても良い。 だってモノを買えばそうなっていると思えるのだから。 だから人はモノに執着する。 でも、それでは行けないと思う。 本当に大事なのは自分自身の心であると思う。心に執着すべきである。 例えば、この景色が良いとか、この本は感動するとか。それを読んで自分はどう考えるとか。 このような挑戦をして成功して嬉しい、失敗して悲しい。失恋して胸が苦しいとか 心を豊かにすることこそが人生を豊かにする要素であると考える。 だから、モノではなく自分の心が動かされる体験を買おうと思った。 つまり、自分に必要なものとは感情が動かされる体験であり、大事にしたい感情である それを見極めて、大事にすれば人生は豊かになると思う。 モノそのものはいらない。それを捉える心が大事である。 だから田舎の人は本質を見極めているのかも知れない。 遊ぶところはなく、モノが少ない。 でも幸せそうだ。 なぜなら、自分の大事なものをわかっているからである、、、 備考 その公園で湊かなえ著の「ものがたりの終わり」を読んでいた。 非常に感情を揺さ